研究報告

遍歴イジング強磁性体URhAlにおける量子相転移とその臨界圧力付近における異常なスピン揺らぎ効果

  • 研究報告
  • 2015.03.19

ウラン系遍歴強磁性体URhAlにおいて、ダイヤモンドアンビルセルを用いた圧力下電気抵抗測定を行い、約5 GPaに弱い一次相転移的な量子相転移が起こることを初めて明らかにしました。さらに、従来のスピン揺らぎ理論では説明できない異常な強磁性スピン揺らぎ効果があることを見出しました。

PHYSICAL REVIEW B
Vol. 91, 125115 (2015)