人材育成
人材育成の取り組み
大洗センターでは、人材育成にも力を入れています。全国の大学生、大学院生、初級技術者を対象として原子力材料研究の実習を行う「大洗原子力夏の学校」、同じく大学院生などを対象として放射性廃棄物の処理・処分に焦点を当てた講習・実習を行う「大洗原子力冬の学校」、全国の高等専門学校生を対象とした「高専インターンシップ」の3つの人材育成事業を主催しています。
いずれの実習でも、最先端の原子力材料研究や放射性廃棄物処理研究を紹介するとともに、日本原子力研究開発機構(大洗)が保有する3つの原子炉、材料試験炉「JMTR」、高速実験炉「常陽」、高温工学試験研究炉「HTTR」や原子力発電所などの大規模原子力施設を見学し、受講生に貴重な実習・見学体験を提供しています。
大洗原子力夏の学校


大洗原子力冬の学校


高専インターンシップ


主な参加校・機関(2013-2024)
- 北海道大学
- 苫小牧高専
- 仙台高専
- 東北大学
- 茨城大学
- 小山高専
- 東京大学
- 長岡技術科学大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 津山高専
- 九州大学
- 琉球大学
その他
日本原子力研究開発機構の大熊分析・研究センターの委託事業(経済産業省の拠点事業)の一環として、ICP-MS/MSの初心者向け実習を実施しています。(2024-)